とてもおめでたい米寿

人生の節目の長寿祝いは家族や親族などたくさんの人を集めてお祝いするのが望ましいです。ただ、よく知られる還暦とは異なり、米寿祝いの意味やお祝いの方法はあまり知られていません。

米寿を迎える方が気持ちよく誕生日を過ごすことができるよう、知識や喜ばれる人気のプレゼントを知っておいた方が良いといえます。

この記事では、米寿の意味や変化する米寿祝いの祝い方、喜ばれるお祝いの方法など米寿祝いの知識についてご紹介します。

■米寿の意味

88歳のお祝いの意味

長寿国日本には、年齢によって長寿のお祝いをする風習があり、中でも米寿は、88歳のお祝いのことを言います。

「米」という漢字を分解すると、縦に「八十八」と読むことができ、それで88歳を「米寿」と呼ぶようになりました。数字の8は、昔から末広がりと言って、縁起が良い数字だとされています。米寿は、その8が二つ入っているのですから、縁起が良いのも2倍ということになります。

また米寿を「米のお祝い」と呼ぶこともあり、主食がお米の日本では、米寿祝いは、よりおめでたいとされています。ですからお祝いとしては、昔はお米にちなんだ物などを贈ったりしていました。お米を炊く際に火をおこすための道具などを贈ったようで、今の時代では考えられないです。

■時代と共に変化している米寿の祝い方

現代ではお祝い事の贈り物は、贈る相手によって変化し、様々なプレゼントの仕方があります。

88歳と言ってもパワフルな人は多く、老人と言われるのを好ましく思わない人も少なくないです。還暦祝いには、赤いちゃんちゃんこを贈る風習がありますが、それもだんだんと無くなりつつあります。

その代わりに、赤が入った衣類や小物等を贈ったり、赤に拘らないプレゼントも多いです。やはり、ちゃんちゃんこというのが引っ掛かるのかもしれません。

一般的なお祝い方法としては、家族揃って食事会を開き、子供や孫達が、感謝のメッセージを伝え、最後に花束とプレゼントを手渡すのが定番でしょう。

■好奇心旺盛で元気な88歳

88歳の女性

地域によってはその土地の風習で、作る料理があったり、金色や黄色の物を贈ったりする所もあります。

ですが合理的に考えると、絶対使わないであろう物を贈るより、事前にリサーチできれば、喜ばれる物を贈った方が良いでしょう。最近のお年寄りは、驚くほど元気で、向上心を持っています。学習するというのも年齢関係なく出来るもので、前向きに習い事をする人も増えています。そんなお爺ちゃん、お婆ちゃんにタブレットPCやタブレット端末などを贈ると、案外喜んで使ってくれる可能性は高いです。

不思議な事に、元気なお年寄りの共通点は、若者が好むようなお肉料理が好きで、好奇心も旺盛、何事にも多くの情報を持っているということです。アクティブに生きている人は、たぶん精神的にも肉体的にも若いのでしょう。

■米寿祝いに喜ばれるお祝い方法

88歳は高齢者というイメージはなく、現代は若々しい方が多いため、年齢を感じさせるプレゼントはふさわしくありません。

米寿祝いではどのようにお祝いすれば喜んでもらえるのでしょうか。

・一緒に過ごす時間が喜びとなる

お祝いを兼ねて旅行に行くというのも結構多いですが、余り遠出をすると、体にも堪えますから近場がいいでしょう。

温泉に浸かって、子供や孫に背中を流してもらうというのは、プレゼントをもらうより嬉しいことかもしれないです。昔話が好きなお年寄りも多く、何度も同じ話をする場合でも、じっくり聞いて貰えることが喜びとなります。お年寄りはお節介をしたがると言いますが、自分の存在を認めて欲しいという欲求がでるのでしょう。

構ってもらえない人ほど、老けるのも早いようですから、そのようなコミニュケーションが大事です。

・手作りの品で感謝と敬意を伝える

お金さえ出せば何でも手に入る時代ですが、相手の事を思って手作りの物を贈るのもいいでしょう。

それは、ハンドメイドの品でも、好物の料理でも構いません。気持ちが伝わる物なら金額ではないでしょう。贈るメッセージの内容も、懐かしい出来事を織り込むと、とても感慨深いものとなります。体裁にこだわらず素直な気持ちを綴れば、感謝の気持ちが伝わる筈です。

日本を支えてきた人達に敬意を表して上げるのも、忘れ去られようとしているお年寄りを敬う気持ちです。長寿を喜ばしいと捉える一方で、高齢化社会をマイナスイメージで捉えている時代です。

若者もお年寄りも、助け合いながら上手く共存していくのが、これからの課題となっていくでしょうが、現実は難しいです。長寿国日本と誇れるような時代を作っていかなければならないでしょう。

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